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今年のS&P500、新高値更新後に弱気相場入りの可能性も-UBS

  • S&P500種は2300に到達も、その後は最大30%下落か
  • 強気相場はその後再開し、2010年代終わりまで持続へ

今年の米株式市場は一段と厳しい状況になると、UBSグループの株式セールスチームは指摘している。

  UBSの顧客向けセールスリポートによれば、弱々しい出足となった2016年のS&P500種株価指数は4-6月(第2四半期)に天井を打ち、その後は年内あるいは17年の早い時期までに最大30%下落する見通し。ダウ輸送株20種指数は既に弱気相場入りしており、小型株の指標のラッセル2000種指数は昨年の高値から15%下落している。

  UBSの株式テクニカル分析責任者、マイケル・リーズナー氏ら同社ストラテジストは1月5日付のリポートで、「新しい大きな展開の起点というよりも、強気相場の終盤にあるという方が間違いない」と指摘。「2016年の重要なメッセージは、相場がさらに上伸して長期化することになったとしても、われわれは09年からの強気サイクルの成熟段階にあると見ている。これは1、2年後にはかなりの弱気サイクルが見られるリスクを示す」と説明した。

 

Key U.S. stock indexes are in downward trend

  UBSによれば、株式市場のボラティリティの高まりを受け、世界でより多くの地域の株式市場が弱気相場入りする見通し。

  同社ストラテジストらは、S&P500種とダウ工業株30種平均がエリオット波動パターンの進行した段階にあると指摘。大型株主導の最終ラリーでS&P500種株価指数は2300を付ける可能性があり、その後株式相場は下落することを示していると分析。金の購入を推奨した。

  ただ、強気相場の基調はその後再開し、2010年代の終わりまで続くと予測。「長期的には株式に引き続き強気だ」とした。

原題:S&P 500 May Enter Bear Market in ’16 Amid Swings, UBS Says (1)(抜粋)

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