コンテンツにスキップする

ゴールドマン:ITバブル期と現在の米株相場に一つの大きな違い

更新日時

評価額の高い新興IT(情報技術)企業の台頭および、フェイスブックとアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット(グーグル親会社)といういわゆる「FANG」株の上昇を受け、現在の米株相場が再びITバブルの状態にあるのではないかという懸念が高まっている。

  ゴールドマン・サックスは、1990年代終わりから2000年代初めのITバブルと現在の相場には大きな違いが少なくとも一つあると指摘する。チーフ米株ストラテジストのデービッド・コスティン氏率いるチームによると、その違いとは企業利益だという。

  「ITバブルのピーク時には、S&P500種株価指数構成企業の利益に占めるITセクターの割合が16%を上回ることはなかった。その割合はここ数年で上昇し、ITセクターは現在、S&P500種構成企業の純利益の20%を占める」

  以下はゴールドマンが主張の根拠として使った2つのチャートだ。

  最初のチャートは、1974年以降のS&P500種のセクター構成比を示している。ITセクターはピーク時にはS&P500種の時価総額の約3分の1を占めていたが、現在その割合は21%に低下している。

relates to ゴールドマン:ITバブル期と現在の米株相場に一つの大きな違い

  次に、S&P500種企業全体の純利益に各セクターが占める割合を見てみよう。ITバブル期にはITセクターが全体の利益に占める割合が16%を上回ることはなかったが、現在はセクター構成比が低下しているにもかかわらず、利益が占める割合は20%に上昇している。

relates to ゴールドマン:ITバブル期と現在の米株相場に一つの大きな違い
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE