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米マイクロチップ、アトメル買収の是非を再考中-関係者

  • アトメルの売り上げが低調だったことを懸念
  • アトメルは昨年9月、英ダイアログに買収されることで合意していた

米半導体メーカーのマイクロチップ・テクノロジーは、同業の米アトメル買収の是非を再考している。事情に詳しい関係者が明らかにした。アトメルの昨年10-12月(第4四半期)業績が不調だったためという。

  アトメルは昨年12月、一方的な買収提案を受けたと発表。当時の発表資料は買い手の名前を明らかにしなかったが、事情に詳しい関係者2人によると、提案を行ったのはマイクロチップだった。情報が公開されていないことを理由に匿名で語った。

  アトメルは第4四半期の売上高について2億6600万-2億8600万ドルとの見通しを示しているが、同関係者によれば、実際の数字はこのレンジの下限となる見込み。このため、マイクロチップは1株当たり9ドルでアトメルを買収するとした現在の計画を再考中という。この条件ではアトメルの価値を約38億ドル(約4500億円)と評価している。

  マイクロチップはまだ最終決定を下しておらず、これまでの計画通りに進める可能性もある。同社の選択肢としては、提案の撤回や金額の引き下げなどがあり得る。

  マイクロチップとアトメルの担当者はいずれもコメントを控えている。

  アトメルは昨年9月、英ダイアログ・セミコンダクターに買収されることで合意していた。アトメルの価値を約46億ドル(1株当たり10.42ドル)と評価する内容だったが、発表後にダイアログの株価が35%余り下落したことで、34億ドル(同8.12ドル)に目減りしている。アトメル株の6日終値は8.57ドルで、時価総額は36億ドル。

原題:Microchip Said to Be Reconsidering Offer to Acquire Atmel(抜粋)

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