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米ネットフリックス、130カ国でサービス開始-グローバル化進む

更新日時
  • ロシアやポーランド、シンガポールなどで新規にサービス
  • ネットフリックス株は前日比9.3%高、S&P500種指数で最大の上昇

ネットフリックスはインドを含めた100を超える国・地域で動画ストリーミングサービスの販売を開始した。世界的なオンラインテレビサービス提供事業者の第1号になるとの目標に一段と近づいた。

  リード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は6日、ラスベガスの国際家電見本市(CES)での基調講演で、「グローバルなテレビネットワークの誕生を皆さんは目撃しようとしている」と話した。プレゼンテーションではロシアやポーランド、シンガポールなどの130カ国・地域でサービスが新規に始まったことが紹介された。

  6日のネットフリックスの株価は前日比9.3%高の117.68ドルで終了。昨年7月以来の大幅高となり、S&P500種株価指数の構成銘柄で上げが最も大きかった。同社株は昨年、S&P500種指数で最も値上がりが目立ったが、今年は続落して幕を開けていた。

Netflix Jumps

  インドを含めた未進出のアジア諸国の大半、世界の他地域でのサービス開始はネットフリックスにとって大きな前進だ。しかし、世界最大の人口を擁する中国が引き続き空白地帯になっている。同社は既に欧州や南米諸国の大半を含めて少なくとも60の市場で事業を展開した。ヘイスティングスCEOは投資家に対し、事業の拡大が完了すれば同社は大幅な増益を実現し始めるだろうと伝えてきた。

  同CEOは講演後に記者団に対し、中国への進出について「当社は中国政府から個別の認可を得る必要があり、その点に関して取り組んでいるところだ」と説明。「われわれは非常に忍耐強い。私は中国で成功するだろうと考えている。ただ時間は若干かかるだろう」と話した。

  ネットフリックスでは既に米国外の市場が加入者増の原動力になっている。ヘイスティングスCEOは6日のインタビューで、ネットフリックスの加入者全体に占める米国以外の割合を80%にしたいと述べた。これは米グーグルなど他のインターネット企業に匹敵する顧客構成となる。

  米国の加入者を6000万-9000万人とするネットフリックスの目標に基づくと、米国外の加入者は2億4000万-3億6000万人となる計算だ。同社が目標を達成すれば、世界全体では加入者が最大4億5000万人に達することになる。

原題:Netflix Goes Live in 130 New Countries; Shares Advance (4)(抜粋)

(第4段落以降を追加して更新します.)
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