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きょうの国内市況(1月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株3カ月ぶり安値、世界景気と中国リスクー新年4日続落は95年来

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  東京株式相場は大きく下げ、日経平均株価はおよそ3カ月ぶりに1万8000円を割り込んだ。世界景気の先行き懸念に加え、人民元の引き下げや株式市場の取引停止など中国リスクを嫌気する売りで輸送用機器や電機、精密機器など輸出関連、鉄鋼など素材関連、原油安を受けた鉱業株中心に安い。日経平均の大発会からの4日続落は1995年以来。

  TOPIXの終値は前日比30.90ポイント(2.1%)安の1457.94、日経平均株価は423円98銭(2.3%)安の1万7767円34銭。両指数とも昨年10月2日以来の安値水準で、TOPIXの年初4日続落は2000年以来となる。

  富国生命保険の山田一郎株式部長は、「トレンドは下を向いてしまっており、まだ下があるだろうという見方になり、買い手は手を引いてしまっている」と言う。人民元の下落については、「コモディティの価格も厳しくなるというイメージもある。中国当局の出方次第ではあるが、有効な手があるのかどうか、難しい相場だ」と指摘した。

  東証1部33業種は鉱業、精密、鉄鋼、海運、機械、その他金融、ガラス・土石製品、輸送用機器、電機、非鉄金属など32業種が下落。電気・ガスの1業種のみ小幅上昇。東証1部の売買高は23億7486万株、売買代金は2兆8338億円。上昇銘柄数は239、下落は1647。

  売買代金上位ではトヨタ自動車やソニー、三井住友フィナンシャルグループ、富士重工業、ファナック、日東電工、ダイキン工業、キーエンス、伊藤忠商事、HOYA、オリックス、デンソー、国際石油開発帝石、IHIなどが安い。半面、オリエンタルランドや大東建託、古河電気工業、東京電力は高い。
  
●債券上昇、先物は連日高値更新-30年入札結果や円高・株安で買い優勢

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  債券相場は上昇。先物は連日で過去最高値を更新した。米国債相場の上昇や円高・株安に加えて、今日実施の30年債入札結果が市場予想を上回ったことを受けて、買い優勢となった。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は、前日比5銭高の149円22銭で開始。徐々に水準を切り上げ、午後に入ると一時149円28銭まで上昇し、前日の夜間取引で記録した最高値149円24銭を上回った。結局は6銭高の149円23銭で引けた。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「年明けから波乱要因が続く中、世界銀行も成長率見通しを引き下げた。世界経済の減速という大前提が主要国の債券相場を支えており、金利が上がる状況にはない」と説明。「円高・株安が進めば追加緩和期待も強まりやすい。消費増税を控えて来年も今の金融政策が続くのなら、国債の需給は締まっていく。金利が上がらない状況を前提に投資していくしかない」と語った。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の341回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値を0.5ベーシスポイント(bp)下回る0.245%で開始。午後に入ると0.24%と2015年1月27日以来の水準まで下げた。新発5年物126回債利回りは0.015%と昨年1月26日以来の水準まで低下した。

  財務省が午後発表した表面利率1.4%の30年利付国債の入札結果によると、最低落札価格は103円80銭と、市場予想の103円70銭を上回った。小さければ好調なテール(落札価格の最低と平均の差)は4銭と、2014年5月以来の小ささ。投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.73倍と前回の3.93倍からやや低下した。

●円上昇、中国元安誘導観測でリスク回避-対ドル4カ月ぶり117円台

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  東京外国為替市場では円が上昇。中国当局が人民元の対ドル中心レートを連日引き下げたことを受けて、同国経済への先行き懸念が強まり、リスク回避の円買いが優勢となった。

  午後3時34分現在のドル・円相場は117円88銭前後。円は118円76銭を下値に一時117円67銭と、昨年8月24日以来の高値を付けた。オフショア人民元は対ドルで1ドル=6.7618元と、2010年9月10日以来の安値を付けた後、6.69元台前半で推移している。

  みずほ証券金融市場調査部の山本雅文チーフ為替ストラテジストは、「市場の焦点は中国株よりも、人民元の不確実性そのものに移っている」と指摘。「中国当局から一方向の人民元安に対してけん制など何らかのコメントが示されない限り、円買い圧力は続くだろう」と言う。

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