コンテンツにスキップする

【個別銘柄】中国関連株が安い、日東電や不二越急落、大東建は堅調

更新日時

7日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  中国関連株:ファナック(6954)が前日比3.4%安の1万8940円、ダイキン工業(6367)が5.6%安、新日鉄住金(5401)が3.8%安、伊藤忠商事(8001)が5.1%安など。設備投資関連や鉄鋼、卸売業、非鉄金属など中国経済の恩恵を受けやすい業種が軒並み下落。中国人民銀行がこの日の元の中心レートを引き下げたことや中国株急落で、中国経済に対する懸念が強まった。

  日東電工(6988):8.3%安の7565円。モルガン・スタンレーMUFG証券では、2015年度第3四半期業績について、会社計画や同証券予想を下回り、通期計画達成にも黄色信号が灯ってきたと指摘した。

  原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が5.2%安の1116円、石油資源開発(1662)が3.1%安、JXホールディングス(5020)が2.5%安など。鉱業は東証1部業種別下落率1位。6日のニューヨーク原油先物価格は前日比5.6%安の1バレル=33.97ドルと、終値としては08年12月以来の安値となった。米国のガソリン在庫が22年ぶりの大幅増加を示したことが嫌気された。

  大手銀行株:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2.6%安の円、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が2.6%安、みずほフィナンシャルグループ(8411)が2.3%安など。大和証券は大手銀行セクターに対する判断を「強気」から「中立」へ下げた。アジア経済が減速する一方、海外ビジネス拡大スピードは減速するなど、アベノミクスに支えられた13年以降の好環境に陰りがみえつつあると指摘した。

  不二越(6474):7.3%安の486円。SMBC日興証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」へ引き下げた。業績予想を下方修正し、15年11月期と中期経営計画の16年11月期はともに会社計画の未達を見込む。16年11月期の増益率はセクター平均より低いと予想、セクター内相対評価に基づいて格下げした。

  大東建託(1878):2.4%高の1万4375円。15年12月の月次受注高は前年同月比6.3%増の584億円と2カ月連続で増加した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、足元の受注高は順調に推移、16年3月期会社側受注計画6650億円(前期比0.7%増)が視野に入ってきたと指摘した。

  スギホールディングス(7649):1.9%高の6450円。15年3-11月営業利益は前年同期比17%増の185億円だった。高齢化に伴う処方せん応需枚数の増加、訪日外国人のおう盛な購買需要から売上高は好調に推移した。

  エービーシー・マート(2670):3.5%安の6130円。15年3-11月期営業利益は前年同期比2.3%増の328億円だった。国内はスポーツシューズに加え、品揃え強化のキッズシューズの好調なども貢献した。ただ、SMBC日興証券では第3四半期のみの営業利益は同証予想とほぼ同水準でサプライズなしと分析。第4四半期は粗利率の前年ハードルが下がるものの、同社自体が会社計画の上振れを目指しているかにはやや疑問が残り、全体的にエキサイティング感に欠けるとした。

  タチエス(7239):3.5%高の1879円。いちよし経済研究所は投資判断を新規に「買い」とした。中国やメキシコなど海外新拠点が投資回収期に入り、17年3月期にかけて同業他社を上回る利益成長が可能と評価した。フェアバリューは2400円。

  千代田インテグレ(6915):3.1%安の2611円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を3900円から3440円に引き下げた。バリュエーション手法の変更や競争環境の激化や製品構成比などで利益率想定を下げたことで利益予想を下方修正した。投資判断は「買い」を継続。

  東燃ゼネラル石油(5012):1.6%高の1015円。JPモルガン証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に変更した。過去2カ月で株価は約2割下落し、配当利回りは3.8%と魅力が増していると分析。8月に予定される統合比率決定に向けて、株価は上昇基調をたどると予想した。新たな目標株価は1180円。

  ドーン(2303):300円(21%)高の1727円とストップ高。16年5月期営業利益予想を3700万円から6800万円へ増額修正した。前期比では2.8倍から5.2倍へ増益幅が拡大する。防災関連でのクラウドサービスの新規契約獲得などが貢献する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE