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FOMC議事録:一部メンバーは「ぎりぎり」の判断-12月利上げ

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米連邦準備制度理事会(FRB)が6日公表 した連邦公開市場委員会(FOMC、12月15-16日開催)議事録で は、12月会合での利上げ決定は一部の政策当局者にとって「ぎりぎり」 の判断だったことが明らかになった。これらの当局者は低過ぎるインフ レを懸念していたが、他の参加者から今後の動きを注視していくとの確 証を得た。

議事録によると、「幾人かのメンバーは、インフレの予想通りの上 昇とFOMCの物価目標に対する信頼性維持を確認することの重要性を 強調した」と記された。

議事録によればこのほか、幾人かのメンバーは「FOMCは現在、 インフレ率が中期的に目標の2%に上昇するとの予想に合理的な確信を 持っている」ものの、「政策当局者によるインフレ予測に伴うリスクは 引き続き大きい」との認識を示した。

12月のFOMC会合では投票権を持つ10人のメンバーが、フェデラ ルファンド金利(FF)誘導目標を0.25ポイント引き上げ0.25-0.5% のレンジとすることを全会一致で決定した。

議事録では、「政策の正常化プロセスを開始するためのFOMCの 基準」が満たされているとの確信を「ほぼ全て」の参加者が得ていたこ とが示された。

その上で、「メンバーらは、経済見通しの変化に合わせて正常化の ペースを加速もしくは減速させる必要性が生じ得ることを強調した」と 記された。

議事録では、インフレ期待をめぐる議論があったことも示された。 それによると、「多くは、中長期のインフレ期待は引き続き適度に安定 していると結論付けた」とした一方、「一部は、インフレ期待が既に低 下している可能性があると懸念を表明した」とも記された。

原題:Some FOMC Members Saw December Rate Rise as ‘Close Call’ (1)(抜粋)

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