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米ISM非製造業総合景況指数:前月から低下も製造業上回る活動示す

米供給管理協会(ISM)が6日発表した昨年12月の非製造業総合景況指数では、非製造業の活動状況が製造業を引き続き上回ったことが示された。受注や雇用が上向いた。

  12月のISM非製造業総合景況指数は55.3。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト71人の予想の中央値は56だった。前月の55.9から低下し、2014年4月以来の低い水準となったが、今回の低下は入荷遅延指数の低下によるところが大きく、これは供給元の処理する受注残が減ったことを示している。 

  ISMの非製造業と製造業の景況指数の差は過去6カ月の平均で約8ポイントとなっており、これは同じ期間の平均としては2001年以降で最大。この差は、小売りや建設、ヘルスケアといった業種では、製造業に打撃を与えている世界的な需要減速やドル高の影響がより小さいことを示唆している。

  今週初めに発表された12月のISM製造業総合景況指数は48.2と、前月の48.6から低下し、2009年6月以来の低水準だった。

Services Outperforming Manufacturing

  レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルのチーフエコノミスト、スコット・ブラウン氏は「米国の国内経済はなお順調だが、世界の他の地域が重しとなっている」と指摘。「雇用の伸びは消費の分野で非常に助けとなっているが、労働市場の引き締まりに伴い、雇用の伸びのペースは減速が見込まれる」と続けた。

  項目別では新規受注が58.2と、前月の57.5から上昇。雇用は55.7(前月55)に上げた。

  景況指数は58.7(前月58.2)に上昇。仕入れ価格指数は49.7(前月50.3)に下げた。

  入荷遅延指数は48.5と、前月の53から低下し、3年ぶり低水準となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Service Companies Outpace Factories, Sustaining U.S. Economy (1)(抜粋)

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