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中国「ハードランディング」の主張、見当違いも甚だしい-ローチ氏

最近の人民元下落と株価急落につながった中国懸念は行き過ぎ-。

  モルガン・スタンレー・アジアの会長を務めたスティーブン・ローチ米エール大学上級研究員はこのように強調する。中国経済は移行期にあるほか、都市部での強い雇用の伸びを示すデータはもっと明るい状況を示しているのだという。

  ローチ氏はブルームバーグのテレビインタビューで、「GDPのヘッドライン数値だけを見て中国がハードランディングしているのかソフトランディングしているのかを結論づけることはできない」と言明。「複数の項目を熟視する必要がある。種々のものが混ざり合っているのだ。この混合状態を分析すれば中国弱気派によって思い込まされたよりも経済がはるかに前向きであることが分かる」と付け加えた。

  「ハードランディング主張派は中国の成長が想定よりも相当悪く、社会で失業が増加し社会不安が増大しつつあるため、奇跡は終わるとみている」とした上で、これについては「見当違いも甚だしい」と語った。

  こうしたハードランディング派の一人はマーク・ファーバー氏。ニュースレター「グルーム・ブーム・アンド・ドゥーム」の発行人である同氏はブルームバーグとのインタビューで、中国では「巨大信用バブル」が起きており、同国については「あまりに楽観的になるよりも過度に悲観的でありたい」と発言。「株式市場では既にハードランディングがあり、商品でもそうだった。経済もハードランディングするかもしれない」と述べていた。

原題:The ‘Hard-Landing School’ Has It Wrong on China, Says Roach(抜粋)

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