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アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇-香港、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  6日の中国株式相場は上昇。CSI300指数が続伸し、約2週間ぶりの大幅高となった。当局は今年最初の取引となった4日に相場が急落したことを受けて相場下支えに乗り出している。
 
  CSI300指数は前日比1.8%高と、昨年12月21日以来の大幅上昇で終了。石炭会社の大同煤業(601001 CH)と陝西媒業(601225 CH)は共に値幅制限いっぱいの10%高。李克強首相が石炭業界の生産能力過剰問題に取り組む意向を示した。上海総合指数は前日比2.3%高と、先月14日以来の大幅上昇。

  珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は「政府系の資金で株の買い入れが行われているとの見方が市場に広まっているが、それは相場下支えを意図したもので大幅な押し上げを狙ったものではない」と指摘。「株式相場は急落後、基本的に安定した。投資家は地合い改善につながる追加策を待っている」と述べた。

  香港株式市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が前日比0.9%安、ハンセン指数が1%安で終了した。筆頭株主と経営権をめぐり争っている不動産開発の万科企業(2202 HK)はこの日、株取引が再開され、1年半ぶりの大幅安。一時14%下げ、終値は9.2%安となった。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  6日のインド株式相場は続落し、指標のS&P・BSEセンセックスは3週間ぶり安値を付けた。中国当局が人民元安を容認したことで世界全体の景気に対する懸念が強まり、取引終盤に下げる展開となった。

  インド最大のたばこ会社ITCは構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。日用品で国内最大手のヒンドゥスタン・ユニリーバは3週間ぶり安値まで下げた。タタ・モーターズを中心に自動車株も安い。政府が2020年から排ガス規制を強化する方針を示したことが嫌気された。

  センセックスは前日比0.7%安の25406.33で終了。欧州株式市場の取引が始まったムンバイ時間午後1時30分ごろから売りが膨らんだ。ストックス欧州600指数のほか、米株価指数先物も軟調に推移している。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1.2%安の5123.13。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国の通貨ウォンは6日、ドルに対し下落し、約3カ月ぶりの安値となった。韓国株も下げた。北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したことが嫌気された。

  ブルームバーグのデータによれば、ウォンは0.8%安の1ドル=1197.20ウォンと、昨年9月29日以来の安値で終了。中国が人民元の中心レートを引き下げたことからウォンは売られていたが、下げ幅を広げた。

  韓国総合株価指数は0.3%安で引けた。一時1%下げる場面もあった。スペコなど防衛機器関連銘柄は買われた。韓国の10年国債は値上がりし、利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.04%となった。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1.1%安の7990.39。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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