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シャープ、Jディスプ株が下落-アイフォーン在庫調整の報道

更新日時
  • シャープ株は一時5.7%安まで売られる-4~12月営業赤字の報道も
  • 部品供給するJディスプ株も一時4.7%安となった

米アップルのスマートフォン、「iPhone(アイフォーン)」向けに部品を供給しているシャープジャパンディスプレイ(JDI)の株価が下落した。アップルがアイフォーンの在庫調整を1-3月期に行うと一部で伝えられた。

  シャープ株は前日終値比で一時5.7%安となった後、3.3%安の118円で取引を終えた。Jディスプ株は4.7%安まで下げた後、3.5%安の329円で終了した。2015年9月に発売した「アイフォーン6s/6sプラス」の生産量を、計画に比べ3割程度減らす見通しだと日本経済新聞が6日付の朝刊で報じた。

  日経の報道によると、在庫調整は中国や日本、欧米などの各市場で流通在庫が積み上がったため。4-6月期には元の水準に戻し、アップルの減産は一時的な措置にとどまる見込みという。また同紙は、シャープの昨年4-12月期の営業損益が100億円程度の赤字になったとみられるとも伝えた。

  SBIアセットマネジメントの運用本部長、木暮康明氏は1-3月だけの調整で済むのか不明だとし、「そのまま調整が続く可能性がリスクとしてある」と述べた。

  シャープは業績報道に対し、「液晶パネルの市況を見極める必要」があるものの、現時点で通期業績予想の変更はないと発表した。第3四半期の連結業績は2月初旬の発表を予定している。アップルの在庫調整報道について、シャープ広報担当の植村豊土氏とJDI広報担当の今井亮一氏はコメントしなかった。

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