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ディズニーなど相次ぎ起債-投資適格債の発行は今年も1兆ドル超えか

  • フォードやディーアも起債、投資適格社債の発行は昨年12月11日以来
  • 借り入れコストが低く推移する限り、高水準の発行続くとバレリ氏

ウォルト・ディズニーやフォード・モーター、ディーアなどの米主要企業は5日、相次いで社債発行に踏み切った。2016年の投資適格級の社債発行は5年連続で1兆ドル(約118兆4500億円)を超えると予想されている。

  ブルームバーグの集計データによると、世界最大の娯楽企業ディズニーは5本立ての起債で30億ドルを調達した。ブルームバーグのデータによれば、5日には10件の社債発行が発表されており、これにはフォードやディーアの金融部門が含まれている。投資適格級の社債発行は昨年12月11日以来となる。

  米金融当局が事実上のゼロ金利政策を解除する前に、米企業が駆け込みで起債した結果、昨年の社債発行額は1兆6210億ドルに達した。約10年ぶりの米利上げを受け、投資適格級の社債利回りは先月3.71%と4年ぶりの高水準を付けた。しかし、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ指数のデータによると、借り入れコストは引き続き過去10年の平均4.49%を下回っている。

  LPLファイナンシャルの投資ストラテジスト、アンソニー・バレリ氏は、「利回りは上昇している。クレジット市場の弱さで借り手にはより規律が求められる」と説明。「だが、借り入れコストが過去に比べて低水準にとどまる限り、高水準の発行は続くだろう」とコメントした。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、買収関連の資金調達が支援材料となり、昨年の投資適格級の発行体による社債発行は過去最高の1兆3100億ドルに達した。

原題:Disney Kicks Off 2016 Company Debt With $3 Billion Issue (1)(抜粋)

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