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「おぞましい犯罪」とメルケル首相糾弾-ケルン集団暴行に移民問題の影

  • 大晦日のケルンの駅、約1000人の若い男らが犯罪に関与か
  • 難民に開放的な政策と事件を結びつける政治的な動きが広がる

大晦日を祝う人でにぎわうドイツ・ケルンの駅で、少なくとも100人近い女性が約1000人の若い男らの集団の間を通り抜ける際に性的な攻撃を受けたとされる事件について、メルケル首相は「おぞましい」犯罪だと糾弾し、犯人には厳しい処罰が待っていると述べた。

  デメジエール内務相がこれより先、犯人らについて「見た目から判断して国外からの移民か、その子孫と考えられる」と述べたことが波紋を呼んでいる。メルケル政権の難民に開放的な政策とこの事件を結び付けようとする政治的な動きが広がるなか、メルケル首相も論争に参戦した。

  ザイベルト報道官によると、メルケル首相はケルン市長との電話会談で「おぞましい攻撃と性的暴行に対する憤りを示した」。「出身や民族人種にかかわらず、徹底的な捜査で1日も早く犯人を割り出し処罰するため、全力を尽くさなくてはならない」と述べたという。

  警察にこれまで届けられた90件以上の被害報告によると、女性たちは金品を強奪されたり、性的な暴行を受けた。中にはレイプされたとの報告もある。ケルン警察が記者団に明らかにした。

原題:Merkel Condemns ‘Repugnant’ Public Assault on Women Revelers(抜粋)

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