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米レッグ・メイソン、クラリオン・パートナーズ買収に向け独占交渉

  • 買収協議での評価額は8.5億ドル、EBITDA12倍強-関係者
  • レッグ・メイソンは80%株取得を協議、残り20%は現株主が継続保有

米資産運用会社レッグ・メイソンは、不動産投資を専門とするクラリオン・パートナーズの過半数株取得に向け独占交渉に入っている。事情に詳しい関係者が明らかにした。レッグ・メイソンはクラリオンの企業価値を約8億5000万ドル(約1010億円)と評価している。

  情報が非公開であることから匿名を希望したこの関係者によると、現在協議されている条件ではレッグ・メイソンがクラリオン株80%を同社親会社のライトイヤー・キャピタルから買い取る。スティーブン・ファーナリー会長兼最高経営責任者(CEO)率いるクラリオンの経営陣は残る20%株を継続保有する方針で、月内にも合意発表の可能性があるという。

  関係者はまた、クラリオンの昨年のEBITDA(利払い・税金・ 減価償却・償却控除前利益)が7000万ドルで、評価額はこの12倍以上に上ると語った。ブルームバーグがまとめたデータによると、米国に上場する不動産投資会社の時価総額は平均でEBITDAの7.09倍。レッグ・メイソンはクラリオン身売りの入札手続きを阻止し、独占交渉に入ったという。

  クラリオンのウェブサイトによると、同社はニューヨークを本拠にオフィス物件や小売店舗関連の不動産に投資。運用資産は約380億ドル。レッグ・メイソン、ライトイヤーはともに広報担当者がコメントを控えた。クラリオンの代表からはこれまでのところ、コメント要請への応答がない。

  ロイター通信は、ライトイヤーがクラリオンの過半数株売却を目指しており、レッグ・メイソンが関心を示す可能性があると報じていた。

原題:Legg Mason Said to Be in Exclusive Talks to Buy Clarion Partners(抜粋)

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