中国が株式市場に介入、時価総額70兆円消失の相場急落後-関係者

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  • 大株主による保有株売却の禁止措置を維持する方針
  • 4日の取引ではサーキットブレーカーが発動された

中国当局が下落する株式相場の下支えに動いた。当局系の資金で株式を買い入れたほか、大株主による保有株売却の禁止措置を維持する方針を証券当局が示したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監会)は大株主による株式売却の禁止措置が週内に期限を迎えた後も、この措置を続けることを上場企業に伝えるよう証券取引所に口頭で指示した。同措置は中国株が大幅下落していた昨年7月に半年間の期限で導入されていた。

  今回の動きは、昨年夏の相場急落時に前例のない株価下支え策を講じた当局が再び介入に踏み切ったことを示している。中国株式相場は年明け最初の取引だった4日に急落し、時価総額5900億ドル(約70兆5000億円)相当が吹き飛んだ。

  精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は「当局系資金により市場は一定の支援を得た。それが短期的に株価を支えるだろう。しかし長期的に見れば、市場には持ちこたえるだけの自律的な強さが必要になる。常に国に依存することはできない」と述べた。

  証監会にコメントを求めてファクスを送ったが、現時点で返答はない。

原題:China Said to Intervene in Stocks After $590 Billion Selloff (1)(抜粋)

(第3、4段落に詳細や市場関係者の見方を追加して更新します.)
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