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【個別銘柄】中国関連安い、通信株堅調、アドヴァンやダイヘン急伸

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5日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  中国関連株:ユニ・チャーム(8113)が前日比3.9%安の2328円、ピジョン(7956)は2.6%安、ラオックス(8202)は6.5%安など。SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは、中国景気減速や人民元安で訪日観光客の購買力が落ちることが懸念されると電話取材で述べた。人民元は4日の海外市場で一時1元=18円16銭と、14年10月以来の元安水準となった。

  NTTドコモ(9437):2.7%高の2491円。野村証券は投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。 費用削減の進ちょくやデータARPU(加入者1人当たりの売上高)の中期的な拡大、決済やコンテンツなどを中心とするスマートライフ事業の利益拡大などを織り込み2016年3月期営業利益予想を7214億円から7434億円(会社計画7100億円)、来期を7653億円から8075億円に増額。目標株価は2390円から2860円に変更した。

  NTT(9432):2.1%高の4815円。野村証券は目標株価を5960円から6370円に引き上げた。16年3月期営業利益予想を1兆2600億円から1兆2815億円(会社計画1兆2500億円)、来期を1兆3386億円から1兆3831億円に増額。固定と携帯の両事業の利益増が続き、株主還元にも期待するとして投資判断は「買い」を継続した。

  アドヴァン(7463):13%高の1178円。16年3月期営業利益予想を47億円から60億円に上方修正した。前期比では0.2%増から28%増へ増益率が拡大する。建設業界の需要堅調や新規商品の開発・販売促進などから売り上げが伸びる上、業務の合理化も寄与する。

  ダイヘン(6622):6.3%高の612円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価を740円から780円に引き上げた。得意とする溶接ロボットなどから、食品や医薬品、化粧品製造用ロボットなどその他領域への本格展開を予想。バリュエーション手法の変更と17年3月期以降の業績予想の上方修正などを反映した。投資判断は「買い」を継続。

  MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725):2.1%安の3408円。野村証券は目標株価を4500円から4000円に引き下げた。足元の状況と法人減税に伴う繰延税金資産の取り崩し影響を織り込み、業績予想を減額した。

  日本マイクロニクス(6871):7.3%高の1360円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「売り」から「ホールド」に引き上げた。バリュエーション手法の変更と業績予想の上方修正から目標株価を950円から1150円へ変更。株価調整などにより割高感は解消したと判断した。

  カカクコム(2371):4.2%高の2462円。野村証券は目標株価を2450円から3000円に引き上げた。食べログのプレミアムプランの導入によるレストラン当たりの売上高上昇や4月の電力小売自由化による価格.comのサービス売上高の伸長、17年4月予定の消費税増税による駆け込み需要の恩恵を価格.comが享受することを評価。特に16年3月期下期からの前年同期比30%以上の食べログの増収は、今後の株価のドライバーになると指摘した。

  ミナトホールディングス(6862):7.1%安の157円。貸借取引で5日から自己取引分の担保金率が30%から50%(うち現金20%)に引き上げられた。

  RVH(6786):2.6%高の802円。16年3月期経常利益予想を12億円から18億円へ上方修正した。前期比では2.2倍から3.3倍に拡大する。12月に公表したミュゼプラチナムの完全子会社化に伴い、16年3月期第4四半期から業績に反映させた。

  リボミック(4591):300円(24%)安の955円とストップ安。16年3月期営業損益予想を4億7400万円の赤字に下方修正した。従来予想の範囲は2億円の黒字から4億3900万円の赤字だった。ライセンス収入や共同研究収入を見込んでいたが、他社との交渉状況や相手先の事情により、その確実性を担保することが困難と判断した。

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