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米ガス市場の弱気派は冬眠状態に-寒波到来で16年ぶり安値から上昇

  • 資産運用会社によるガスの売越残高、12月29日終了週に17%減少
  • ガス先物、2014年以降で最大の週間上昇率示す-寒気予報で

米東部に寒波が到来しており、天然ガス市場の弱気派は冬眠のような状態となりそうだ。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、資産運用会社によるガスの売越残高は昨年12月29日終了週に17%減って10万1695枚となり、過去7週間で最大の減少率を示した。売りポジションが5.5%落ち込む一方、買いポジションはほぼ変わらずだった。

Gas Bears Retreat Amid Winter Rebound

  昨年12月は記録的な暖かさだったが、気温は平年を下回り暖房用需要が拡大するとの予想が示されたためガス先物価格は16年ぶりの安値から上昇している。寒波の到来で過剰在庫が減少するとの観測を背景に、価格は今年1月1日終了週に15%上昇し、週間ベースでは2014年2月以降で最大の上昇率を示した。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の市場担当シニアアナリスト、フィル・フリン氏は電話インタビューで「冬らしい天候が戻りそうだ。ヘッジファンドは若干楽観的な見方をし始めており、売りポジションのカバーに動くトレーダーが増えている」と指摘した。

  アキュウェザーのデータによれば、シカゴでは11日に気温がカ氏9度(セ氏約マイナス13度)と、平年を9度下回る可能性がある。昨年12月25日時点の天然ガス在庫は過去5年平均を13.5%上回っており、この比率はこの時期としては11年以来の高水準。  

原題:U.S. Gas Bears Hibernate as Cold Lifts Prices From 16-Year Low(抜粋)

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