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欧州株:下落、過去最悪のスタートに-中国懸念が再燃

  • 業種別では鉱山銘柄と自動車株の下げが目立つ
  • ドイツ株の下落率は西欧市場の主要株価指数の中で最大

4日の欧州株式相場は大幅安。中国株急落で同国の景気減速が世界的な回復に悪影響を及ぼすとの懸念が再燃したほか、サウジアラビアとイランの緊張の高まりが市場センチメントをさらに冷え込ませた。

  指標のストックス欧州600指数は前営業日比2.5%安の356.66と、過去最悪の年初となった。業種別指数の中では自動車株の下落率が最も大きかった。ドイツのDAX指数は4.3%安と、昨年8月以来のきつい値下がり。この日の中国株は7%安と急落し、サーキットブレーカーが発動され取引停止となった。昨年12月の製造業購買担当者指数(PMI)で、製造業活動の5カ月連続縮小が明らかになったことを嫌気した。

  EFGアセット・マネジメントの調査責任者、ダニエル・マリー氏(ロンドン在勤)は、「仕事始めとなったこの日、よい幕開けとはならなかったのは明らかだ」とし、「この日は2つの要因が極めて強いネガティブなセンチメントをつくった。昨年末が例外的に弱かったことと、中国市場がひどかったためだ」と語った。

  独DAX指数の構成銘柄では公益事業株と自動車株が大きく下げた。ドイツの12月インフレ率は予想に反して低下し、電力料金が値下がりした。自動車メーカーのダイムラーは5.1%安、タイヤメーカーのコンチネンタルは4.1%下げた。

  個別銘柄では、アイルランドのシャイアーは5.2%下落。事情に詳しい複数の関係者によると、米バクスアルタを約320億ドル(約3兆8200億円)で買収する交渉を進めており、協議は進展した段階にある。

原題:European Stocks Post Worst Start to a Year as China Rout Spreads(抜粋)

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