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ロンドン金融街バンカー、16年ボーナス予想額はPE会社の約4分の1

  • 投資バンカーの予想額は平均で約430万円
  • PE投資会社の社員は平均で約1800万円を見込む

ロンドンの金融街、シティーの投資銀行に勤務するバンカーは2016年のボーナスとして平均2万4461ポンド(約428万6000円)を見込んでいることが、人材あっせん会社の調査で明らかになった。プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社の社員が予想する額の4分の1程度となっている。

  アストベリー・マースデンがシティーで勤務する社員1000人超を対象に実施した調査によれば、ボーナスの予想額が最も多いのはPE投資会社の社員で平均10万4125ポンド。これは給与の約71%に相当する。プライベートバンクやウェルスマネジメントのバンカーは約5万9196ポンド(給与の60%)を予想している。

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  欧州の大手行では、年間給与の2倍を超えるボーナスの支払いを禁じる規定が圧力となっている。また自己資本規制の厳格化を受け、大規模な人員削減や証券事業の縮小を進めている。ドイツ銀行のジョン・クライアン共同最高経営責任者(CEO)は、バンカーへの報酬は依然として多過ぎるとの見解を示している。

  アストベリー・マースデンのマネジングディレクター、アダム・ジャクソン氏は発表資料で「問題は、こうした低めの予想でも金融機関が考えている支払額を上回ることだ」と指摘。「投資銀行としては、PE投資会社の厚遇に引かれて重要な人材が流出するリスクが生じ得る」と続けた。

  調査によれば、ボーナス予想はこのほか資産運用の分野で2万7525ポンド、コーポレートバンキング・株式仲介では2万7071ポンド、商品トレーディングで2万6939ポンドとなっている。シティー全体の平均では約2万3196ポンド。
  
原題:City 2016 Bonuses Seen a Fraction of Private Equity, Survey Says(抜粋)

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