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米ISM製造業景況指数:48.2に低下、予想下回る-約6年ぶり低水準

米国の製造業活動は昨年12月、ここ6年余りで最も速いペースで縮小した。世界的な成長低迷を背景に受注・生産が縮小圏にとどまり、雇用もマイナス圏に沈んだ。

  米供給管理協会(ISM)が4日発表した12月の製造業総合景況指数は48.2と、前月の48.6から低下し、2009年6月以来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト79人の予想の中央値は49だった。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。  

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  TDセキュリティーズの米調査・戦略担当の副責任者、ミラン・マルレーン氏は「ドル高の影響や世界的な需要の弱さが続いていることから、米製造業が標準を下回る活動状況となっているのは意外ではない」とし、「低いエネルギー価格が引き続きエネルギーセクターに影響を与えており、製造業の弱さは長期間続く可能性が高い」と加えた。  

  項目別では新規受注は49.2と、前月の48.9を上回ったが、なお縮小圏にとどまっている。受注残は3年ぶり低水準となった。

  輸出指数は51と、前月の47.5から上昇した。

  下げが目立ったのは雇用指数で48.1。前月は51.3だった。生産指数は49.8(前月49.2)に上げた。

  仕入れ価格指数は33.5と09年4月以来の水準に低下。前月は35.5だった。同指数は14年10月以降、縮小圏にとどまっている。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Manufacturing in U.S. Contracts at Fastest Pace in Six Years (1)(抜粋)

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