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ドイツ:12月インフレ率、予想下回る-ECBの困難を浮き彫りに

更新日時
  • 12月の消費者物価指数は前年同月比0.2%上昇
  • エコノミスト調査では0.4%上昇が見込まれていた

ドイツではインフレが2015年12月に予想に反して鈍化した。ユーロ圏全体でも物価上昇圧力が予想以上に弱まった可能性が示唆された。

  独連邦統計局が4日発表した12月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準で前年同月比0.2%上昇し、11月の0.3%上昇から鈍化した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト20人の予想中央値では0.4%上昇が見込まれていた。

  この発表以前のエコノミスト調査によれば、EU統計局(ユーロスタット)が5日明らかにする12月のユーロ圏インフレ率は0.4%と、前月の0.2%から加速したとみられていた。

  ドイツのインフレ統計で、欧州中央銀行(ECB)に刺激策のさらなる拡大を求める動きが強まる可能性がある。ドラギ総裁が12月に打ち出したインフレ押し上げと低迷する景気回復を促すことを目的にした策は、金融市場の期待に沿えなかった。原油相場が再び軟化したことに伴うインフレ期待の悪化で、今年のインフレ率が平均で1%とのECB見通しを危うくしている。

原題:German Inflation Misses Estimate, Highlighting Challenge for ECB(抜粋)

(3段落目以降に詳細や見通しを追加して更新します.)
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