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アジア・太平洋株式サマリー:中国株が急落-香港、インドも大幅安

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  年明け最初の取引となった4日の中国株式相場は大幅下落。サーキットブレーカーが発動され、株式と先物、オプションの取引が停止された。

  中国はこの日からサーキットブレーカー制度を導入したばかりだった。CSI300指数が前営業日比7%安となったことを受け、ブルームバーグのデータで現地時間午後1時34分(日本時間同2時34分)ごろに取引が停止された。それより先に同指数が5%下げた段階で1回目のサーキットブレーカーが発動され、取引は15分間停止したが、再開と同時に下げ幅が拡大した。この日の下げは中国株の年明け最初の営業日として過去最大だった。

  中国国家統計局が1日発表した昨年12月の製造業購買担当者指数(PMI)で製造業活動の5カ月連続縮小が明らかになったことを嫌気したほか、当局が大株主に課してきた保有株の売却禁止措置が週末に解除されるとの観測も広がった。

  ベアリング・アセット・マネジメントのマルチアセット戦略責任者キエム・ドゥ氏(香港在勤)は、「かなり劇的な新年の取引開始だ。一部の投資家は売買高が少なかった時期にポジションを縮小していたとみられ、それがこの日の動きを増幅した可能性がある。相場は予想するのが非常に難しくなっている」と述べた。

  昨年12月に最終決定したサーキットブレーカー制度のルールでは、CSI300指数が5%変動した時点で株式とオプション、指数先物の取引を15分間停止。7%変動した場合はその日の残り時間の取引が停止される。同指数は4日、取引停止前に前営業日比7.02%下げていた。上海総合指数は6.9%安だった。

  海通国際証券集団のセールス・トレーディング責任者アンドルー・サリバン氏(香港在勤)は、中国株式市場の取引の80%余りを占める個人投資家が最初のサーキットブレーカー発動後、売買ができなくなるのを避けるために慌てて売った可能性があると分析。ブルームバーグのデータによれば、1回目のサーキットブレーカー解除から2回目の発動までの時間はわずか7分だった。

  サーキットブレーカー制度の対象外である香港上場の中国本土株の指数、ハンセン中国企業株(H株)指数は前営業日比3.6%安、ハンセン指数は同2.7%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  4日のインド株式相場は下落し、指標のS&P・BSEセンセックスは3カ月ぶりの大幅安となった。中国の経済データや中東情勢をめぐる懸念から、アジア全体で株式と通貨が売りを浴びた。

  ブハルティ・エアテルとアイデア・セルラー、リライアンス・コミュ二ケーショズなどの携帯電話事業者が大きく下げた。高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下に置くタタ・モーターズは構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。12月販売が落ち込んだ二輪車メーカーのヒーロー・モトコープは4営業日続落した。

  センセックスは前週末比2.1%安の25623.35で取引を終了した。この日からサーキットブレーカー制度が導入されたばかりの中国では、大幅安で取引が停止された。昨年12月の製造業購買担当者指数(PMI)で製造業活動の5カ月連続縮小が明らかになったことが嫌気された。また、この日発表されたインドの12月PMIが製造業活動の約2年ぶりの縮小を示し、センセックスは下げ幅を拡大した。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前営業日比0.5%安の5270.48。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前営業日比2.2%安の1918.76。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前営業日比2.7%安の8114.26。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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