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中国の旺盛な需要、原油市場に明るい兆し-輸入増加する見通し

  • 中国の今年の原油輸入、8%増の日量720万バレルと予想-調査
  • 備蓄積み増しと独立系石油精製会社の輸入が需要けん引へ

中国の旺盛な需要は、原油業界が今年期待することのできる強材料の一つだ。

  ブルームバーグがFGEやエナジー・アスペクツなど7社を対象に実施した調査の中央値によると、中国の今年の原油輸入は8%増加し、日量平均720万バレルになると予想されている。中国税関総署のデータによれば、同国の昨年1-11月の輸入は8.8%増の同663万バレルとなり、4月には月間ベースとしては過去最高の同740万バレルに達した。

China Boosts Oil Imports as Prices Tumble

  中国の輸入が引き続き供給過剰分を吸収するとの見方を背景に、投資家らは原油価格が11年ぶりの安値から回復すると期待している。原油価格が2年連続で下落したことから、中国は緊急時に備えた石油備蓄を積み増している。中国政府は民間石油精製会社による原油輸入を許可する規制緩和を進めており、需要はさらに拡大しつつある。

  JBCエナジー(ウィーン)のアナリスト、ユージン・リンデル氏は、「中国の原油輸入の伸びは原油価格の下支え要因になる。今年上期(1-6月)に予想されている原油供給過剰の縮小につながるだろう」と述べた。同氏は中国の原油輸入が6%増加するとみている。

原題:Oil Finds a Silver Lining in China’s Unsated Thirst for Crude(抜粋)

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