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ロシアで豚肉生産ブーム-一部輸入禁止で養豚数が増加

  • ロシアの増産により米国やEUで豚肉価格下落、ロシアの輸入は減少
  • 2012年に豚肉輸入がピークに達したロシア、自給目指す

ロシアでは国内での豚肉生産が増加しているため、業者は豚肉を輸出に回している。ロシアは3年前まで日本に次ぐ世界2位の豚肉輸入国だった。

  米農務省(USDA)のデータによれば、ロシア国内の豚肉生産が4年間で26%増加し過去最高に達する一方、輸入は2012年のピークから80%余り減少している。ロシアでの増産に伴い、米国やドイツなどで豚肉価格が下落している。ロシア政府は輸入食品への依存と近隣諸国との緊張関係について懸念を強めている。

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  プーチン露大統領が米国や欧州連合(EU)などからの食品輸入の一部を禁止したことを受け、同国政府は国内農業への支援を強化した。ロシアはウクライナ紛争に絡む同国への経済制裁に対抗し、一部の国々からの食品輸入を制限した。プーチン大統領は、同国が食品生産に関して世界のリーダーとなる潜在力があり、20年までに農産物の自給を実現するとの見通しを示している。

  USDAによれば、ロシアの自給率向上が世界の農産物価格の下落につながっている。シカゴ市場の豚赤身肉先物は昨年、年間ベースで約30%下落。ドイツの業界団体ISNによれば、同国では豚の価格が昨年11月に11年1月以来の安値を付けた。USDAは、豚肉の値下がりにより国際貿易が増加する可能性があると予想している。

原題:Putin Sparks Russia Pork Boom as Import Ban Expands Hog Breeding(抜粋)

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