コンテンツにスキップする

安倍首相:参院選、「自公で過半数確保に全力」-衆院解散は否定

  • 憲法改正、安倍政権の実績、1億総活躍社会ー参院選のテーマ
  • 政府、日銀一体となり全力でデフレ脱却に取り組んでいく

安倍晋三首相は4日、年頭の記者会見を開き、7月に予定されている参議院選挙の勝敗ラインを問われ、「自公での連立政権のもと安定した政治を前に進めるため、参議院において自公で過半数を確保したい」と語った。衆議院の解散については「全く考えていない」と否定した。

  首相は参院選では、憲法改正を「しっかりと訴えていく」と述べ、「そうした訴えを通じて国民的な議論を深めていきたい」との考えを示した。これまでの安倍政権の実績への評価や、1億総活躍社会への国民の審判をいただきたい、とも話した。

  さらに首相は、「大胆な金融緩和によって物価は反転」したと指摘。足元の物価情勢について「デフレ脱却まであと一息」と説明し、この流れを加速するためには賃上げや設備投資による好循環を回し続けることが必要との認識を示した。首相は日本銀行の黒田東彦総裁も「できることは何でもやると言っている」と指摘し、「政府、日銀一体となって全力でデフレ脱却に取り組んでいく」との決意も示した。

  民主党の岡田克也代表は4日午前、党の会合であいさつし、参院選は日本の将来にとって「本当に大きな分岐点」と語った。その上で、「衆院選も年内にはあると私は思っています。ダブルかもしれません。今年前半が勝負です」とも述べ、安倍首相が衆参同日選に踏み切る可能性もあるとの見方を示した。岡田氏の発言はインターネット動画配信サービス「ニコニコ生放送」が中継した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE