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シンガポール:10-12月GDPは前期比5.7%増-予想上回る伸び

更新日時
  • ブルームバーグが調査したエコノミストの予想中央値は1%増
  • 製造業は縮小したものの、サービスと建設業の拡大が寄与

シンガポールの2015年10-12月(第4四半期)の経済成長率はエコノミスト予想を上回る伸びとなった。中国の成長鈍化と世界のまだら模様の景気回復に伴う輸出失速をサービスと建設業が補った。

  シンガポール通産省が4日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)速報値は年換算で前期比5.7%増。7-9月(第3四半期)は1.7%増に改定された。ブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト9人の予想中央値では1%増が見込まれていた。15年通年の成長率は2.1%だった。

  クレディ・スイス・グループのエコノミスト、マイケル・ワン氏(シンガポール在勤)は「サービス部門が経済成長により重要となっていることが今回の統計で引き続き示され、2016年を通じてそうした状態が続く公算が大きい」と指摘。さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)に触れ、「域内成長の若干の安定化を反映している可能性がある」としたものの、域内では信用サイクル鈍化や中国の景気減速といった逆風が続いていると述べた。

  部門別では製造業が前期比3.1%減少。サービス業は6.5%増、建設業は7%増だった。
  
  10-12月期GDPは前年同期比では2%増。ブルームバーグが集計した予想中央値は1.2%増だった。

原題:Singapore’s Economy Expands More Than Estimated on Services (1)(抜粋)

(3段落目以降でコメントなどを追加して更新します.)
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