コンテンツにスキップする

メスター総裁:当局は中期的見通し注視しつつ緩やかな利上げへ

更新日時

米クリーブランド連銀のメスター総裁は3日、米連邦公開市場委員会(FOMC)が経済指標の短期的な変動に反応するのではなく、中期的な見通しを注視しながら金利を緩やかに引き上げるだろうと述べた。

  FOMCは昨年12月に2006年以来の利上げを実施した。

  メスター総裁はサンフランシスコで行われた米経済学会(AEA)の年次総会の講演テキストで、経済指標次第とは「現在の経済環境を判断するための経済と金融の情報を解析し、こうした情報が経済の見通しと見通しをめぐるリスクについて何を示唆しているのかを分析する包括的なプロセスを簡潔に表現したものだ」と説明。「このため、『経済指標次第』の政策決定はデータの短期的な変動に反応することを意味するものではない」と述べた。

  同総裁は今年のFOMCで投票権を持つ。緩やかに利上げを行うとの方針により、金融当局はインフレを刺激せずに経済が成長できるかどうかに関してより詳しい知識を得ることで政策を調整できると指摘。また、緩やかな利上げは投資家の利回り追求に伴う「金融安定へのリスクが増大する可能性を和らげる」ことに寄与するとの見方を示した。

原題:Mester Sees Gradual Fed Rate Rises Shaped by Medium-Term Outlook(抜粋)

(第3段落以降を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE