31日のインド株式相場は上昇。デリバティブ(金融派生商品)取引の期日となったこの日は、終盤にかけて買いが膨らんだ。指標のS&P・BSEセンセックスは年間ベースでは4年ぶりの値下がりとなった。

  住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)は3週間ぶり大幅上昇。携帯電話サービスで国内最大手のブハルティ・エアテルは今週2日目の値上がり。国内最大の乗用車メーカー、マルチ・スズキ・インディアも買われ、年初来上昇率は39%と、構成銘柄の中で首位となった。インドガス公社(GAIL)は7月7日以来の高値。

  センセックスは前日比0.6%高の26117.54で2015年の取引を終えた。年初来では5%下落。前年は30%上昇だった。モディ首相の経済政策への期待が薄れたほか、比較的高いリターンを提供してきた新興市場が米金融引き締めでそれほど魅力的ではなくなるとの見方が今年の相場下落の背景にある。海外投資家による今年のインド株買い越しは32億ドルと、ここ4年で最も小さかった。

原題:Indian Stocks Climb Paring Sensex’s First Annual Drop in 4 Years(抜粋)

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