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欧州株:反落、薄商いのなか3週ぶり高値から売りに押される

30日の欧州株式相場は反落。指標のストックス欧州600指数は前日に3週間ぶり高値を付けていた。原油安が投資家心理への重しとなった。

  ストックス600指数は前日比0.5%安の367.70で終了。前日は1.4%高だった。この日の出来高は30日平均を40%下回る水準。31日はドイツやスイス、イタリアなどの株式市場が休場で、他の市場は短縮取引となる。1月1日は祝日のため全市場が休場。

  ストックス600指数は月間ベースで4.6%下げており、このままいけば12月としては2002年以来の大幅下落となる。ただ、年間ではプラスを維持しており、4年連続の値上がりに向かっている。

  セブン・インベストメント・マネジメント(ロンドン)のファンドマネジャー、ベン・クマール氏は「材料に乏しく商いも極めて薄い中、株式市場は原油相場の上げ下げに追随しているようで、これには失望させられる。大きなサンタクロース・ラリーはなかった」と述べた上で、「当社は世界経済への楽観を維持している」と語った。

Stoxx 600's Lackluster December

  この日の取引では、業種別19指数の全てが下落。エネルギー銘柄の下落率が最も大きく、ノルウェーのシードリルと英タローオイルが大幅安となった。

  ドイツのDAX指数は1.1%安で今年最後の取引を終えた。月間ベースでは3カ月ぶりの大きな値下がりを記録した。ただ、年初来上昇率は9.6%で、ストックス600指数の7.4%を上回った。

  個別銘柄では、スイスのウェルスマネジメント、ジュリアス・ベア・グループが4%上昇。米国人顧客の脱税をほう助したとして米当局から調査を受けている問題で、約5億4700万ドル(約660億円)を支払って決着する方向で米司法省と基本合意した。
  
原題:Europe Stocks Decline From 3-Week High Amid Thin Trading Volume(抜粋)

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