コンテンツにスキップする

商品取引ノーブルをジャンク級に格下げ、流動性を懸念-ムーディーズ

  • 農業取引部門の残りの株式売却で合意したが、格下げを回避できず
  • ノーブル・グループは会計手法をめぐり批判にさらされていた

香港を拠点とするシンガポール上場の商品取引会社で、会計手法が批判にさらされているノーブル・グループの信用格付けがジャンク級(投機的格付け)に引き下げられた。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、エネルギーや商品価格が広範に下落する状況で、手元流動性が懸念されると格下げの理由を説明した。

  ムーディーズはノーブルの無担保優先債の格付けを「Baa3」から「Ba1」に引き下げたと29日に発表した。アウトルック(格付け見通し)は「ネガティブ(弱含み)」とした。

  ムーディーズが2カ月前に格下げの可能性を警告したことに対応し、ノーブルは中国の穀物商社COFCOが過半数を取得した農業取引部門の残りの株式を同社に売却することで12月に合意した。しかし、ムーディーズはノーブルの手元流動性になお制約があると主張。低い収益率に加えて、資産売却収入を除けば、中核事業からのキャッシュフローもマイナスだと指摘した。

Noble Group's Wild Ride

原題:Noble Group Cut to Junk by Moody’s Over Liquidity Concerns (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE