米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)は2009年のメリルリンチ買収に関連するトラスト型優先証券20億ドル(約2400億円)を償還するのに伴い、10-12月(第4四半期)に税引前で6億ドルの評価損を計上する。

  同社は29日の発表資料で、「償還に伴う資金調達コスト圧縮で手元資金を節約できるとみている」と説明した。トラスト型優先証券は利率が7-7.28%。規制に基づき来年から自己資本に算入されなくなるとした。

  トラスト型優先証券は債券のように利息を支払う資本性金融商品。規制上は債務ではなく資本として扱われるため、金融危機の際に銀行は好んで発行した。ただ米金融規制改革法(ドッド・フランク法)によって規制上の資本に算入できなくなるため、銀行は繰り上げ償還を始める可能性がある。

  バンク・オブ・アメリカは償還を加速させるため、10-12月期に一括で評価損を計上する。

原題:BofA Sees $600 Million Writedown Tied to Merrill Securities (1)(抜粋)

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