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ドル・円は120円台半ば、日本株反発で円買い圧力緩和-原油動向警戒

更新日時
  • 前週末は一時120円05銭、10月22日以来の水準までドル安・円高進行
  • 原油や株式下落なら、リスクオフの円買いになりやすい-みずほ証

東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=120円台半ばで推移。日本株の反発を背景に、リスク回避に伴う円買い圧力が緩和している。

  28日午後3時15分現在のドル・円相場は120円45銭付近。朝方に付けた120円14銭から一時は120円55銭まで円安方向に振れた。日本株が引けにかけてやや上げ幅を縮小すると、円は下げ渋る展開となった。前週末の取引では一時120円05銭と、10月22日以来の水準までドル安・円高が進んでいた。

  みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストは、「日経平均株価がプラススタートということで、若干、リスクオンになっている」とし、ドル・円が値を戻す展開になっていると説明。ただ、「原油と株式相場が下落すると、リスクオフの円買いになりやすい」と言い、120円割れを狙う動きにつながる可能性も残るとみている。

  28日の東京株式相場は、日経平均株価が反発して取引を開始。前週末終値からの上げ幅は一時153円84銭となり、結局、104円29銭高の1万8873円35銭で取引を終えた。

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  ニューヨーク原油先物相場は21日に一時1バレル=33.98ドルと、2009年2月13日以来の安値を付けた。その後、24日には38ドル台まで値を戻し、アジア時間28日の時間外取引では37ドル台後半で推移している。

  上田ハーロー外貨保証金事業部の山内俊哉氏は、「海外勢がクリスマス休暇明けで市場に戻ってくるのと対照的に本邦勢の市場参加者は減少する」と指摘。そうした中、原油や資源価格の先安観が根強く残る上、「実需でのドル下支え要因の低下、リスク回避の心理継続に加え、さえない米経済指標がドルの反発を阻む可能性が高い」とし、ドル・円は120円を試す展開もあり得るとみる。

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