インド株(終了):6日続落、議会空転で間接税法案めぐる懸念強まる

9日のインド株式市場では、指標のS&P・BSEセンセックスが6営業日続落し、3カ月ぶり安値となった。議会が空転して間接税法案成立をめぐる懸念が強まったほか、海外勢によるインド株の売りが続いている。

  全国一律の間接税成立により恩恵を受ける流通サービス業のガティは2日間の下げ幅が3カ月余りで最大となった。インド最大の携帯電話サービス会社ブハルティ・エアテルは2014年5月以来の安値まで売り込まれた。国内最大の産銅会社ベダンタも大きく下げた。

  センセックスは前日比1.1%安の25036.05と、9月7日以来の安値で引けた。与党・インド人民党(BJP)党員が提訴した汚職事件で、裁判所は野党・国民会議派のソニア・ガンジー総裁とその息子であるラフル氏に証言を求めた。これに対する野党側の抗議で議会は2日連続で審議が中断した。間接税法はモディ首相が推進する大規模改革の目玉だが、議会空転で成立がさらに遅れるリスクがある。

  海外勢による7日のインド株売買動向は630万ドルの売り越し。年初来の買い越し額は29億ドルに縮小した。米金融当局が2006年6月以来となる利上げを準備する中、11月は11億ドルの売り越しだった。

原題:India Stocks Drop for Sixth Day on Concern About Sales Tax Bill(抜粋)