8日のインド株式相場は3カ月ぶり安値を付けた。エネルギー安がもたらす恩恵よりも世界的な株安が注目された。通貨ルピーは5営業日続落となった。

  インド最大の産銅会社ベダンタと、国内最大のアルミ会社ヒンダルコ・インダストリーズの下げが目立った。原油価格が6年ぶり安値で低迷していることを背景に、インド石油ガス公社(ONGC)は2009年5月以来の安値まで売り込まれた。インドガス公社(GAIL)は主要指数構成銘柄のうち最もきつい値下がりとなったほか、コール・インディアは2カ月ぶり安値まで下げた。

  指標のS&P・BSEセンセックスは前日比0.9%安の25310.33で取引を終了。中国の輸出が5カ月連続で減少したほか、石油輸出国機構(OPEC)による生産目標の設定見送りで供給過剰が続くとの観測から原油相場が下落し、MSCIアジア太平洋指数は1.3%安となった。原油需要の約8割を輸入に頼っているインドにとって、ルピー安は輸入コスト増につながる。

原題:India Stocks Tumble to Three-Month Low With Rupee as ONGC Slides(抜粋)

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