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【個別銘柄】TDKやアマダHD高い、セガサミH売られる-丸栄急騰

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7日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

  TDK(6762):前営業日比4.8%高の8990円。4日の会社説明会を受けてSMBC日興証券では、高周波部品の戦略がより具体的に示されるなど、昨年と比べると将来を見据えた説明が多かったことが印象的だったと評価した。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は2018年3月期までの3年間で設備投資は最大4000億円を計画しており、攻めの経営姿勢に転じている点はポジティブな印象と指摘した。
  
  アマダホールディングス(6113):5.2%高の1265円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価を1180円から1570円に引き上げた。レーザマシンの需要拡大が同証想定以上で利益水準が上昇する見込みであるほか、さらなるBS(バランスシート)のスリム化施策をより具体化させる方針などから、株価収益率(PER) で評価が可能な企業への転身がより具現化してきたと評価した。

  セガサミーホールディングス(6460):5.4%安の1216円。16年3月期営業利益予想を従来計画250億円から前期比43%減の100億円に下方修正する、と4日に発表した。市場予想は207億円だった。パチスロは主力タイトル以外の販売が低調なほか、パッケージゲーム分野などで主力タイトルの投入時期遅れる。みずほ証券は下方修正幅は市場の想定以上で、短期的な株価反応は要注意と指摘。成長領域として期待されているデジタルゲームが下方修正の大半を占めているもようである点は印象が悪いとした。

  日立建機(6305):2.6%高の1971円。大和証券は投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1850円から2500円に上げた。最大の注目点は抜本的な構造改革に着手したことで、来期以降の利益V字回復が視野に入りつつあることを高く評価すべきと指摘。17年3月期は今回計上された構造改革費がプラスに寄与し、人員削減や減損処理に伴い固定費水準が下がるとみる。来期の営業利益見通しを380億円から480億円に増額した。

  原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が1.5%安の1226円、石油資源開発(1662)が1.6%安の3395円など。4日のニューヨーク原油先物の終値は前日比2.7%安の1バレル=39.97ドルだった。石油輸出国機構(OPEC)は4日に行われた総会で、生産量を現行水準で維持し、公式の生産目標の設定を見合わせた。

  タカタ(7312):5.1%安の865円。国土交通省は硫酸アンモニウム使用のタカタ製エアバッグのインフレータ(膨張装置)を国内で今後の新型車に搭載させない方針を4日、発表した。タカタや自動車メーカーなどには、この方針に沿って対応するよう指導する。

  市光工業(7244):8.5%高の267円。クレディ・スイス証券は、4日に同社初となるIR説明会を開催し、19年度を最終年度とする新中期経営計画の目標値が開示された点は非常に有益と指摘。ランプシェアの拡大による成長期の到来を見越した同証の従来の中長期目線から大きな変更はないが、同証想定よりも高い水準の中期目標値が示された点はポジティブな印象と評価した。

  トクヤマ(4043):5.1%高の270円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を200円から280円に引き上げた。原油安による石化製品の採算性が従来予想より改善しているとし、16年3月期の営業利益予想を従来の170億円から190億円に増額した。原油安メリットはあるが、多結晶シリコン市況軟調の持続が懸念材料として投資判断は「中立」を継続。

  エイチ・アイ・エス(9603):3.7%高の4065円。15年10月期営業利益は前の期比26%増の200億円だった、と4日に発表した。主力の旅行事業で、国内旅行が順調に推移したほか、中国からの訪日客の大幅増加や東南アジアからの顧客獲得も奏功し訪日旅行が好調。16年10月期営業利益予想は前期比14%増の228億円とした。
  
  コロプラ(3668):3.1%高の2663円。みずほ証券は投資判断「買い」を継続し、目標株価を2900円から3100円に上げた。16年9月期第1四半期も前期第4四半期の流れを受け好業績が予想されるほか、新作ゲームアプリの発表が期待できると指摘。16年9月期営業利益予想を従来の395億円から前期比25%増の405億円に増額した。

  ジェイアイエヌ(3046):8.3%安の4785円。11月のアイウエア既存店売上高は前年同月比4.3%増と伸び率が鈍化。10月は20%増、9月は12%増だった。

  丸栄(8245):9.7%高の125円。名古屋市の同社店舗に16年度、訪日中国人などが好む日本製家電の品ぞろえや接客サービスに強みを持つラオックス(8202)が出店すると6日付の日本経済新聞朝刊が報じた。ラオックスは名古屋市に初進出という。訪日外国人客の取り込みによる丸栄業績への寄与を期待した買いが膨らんだ。

  ロック・フィールド(2910):3.7%高の3190円。15年5-10月期営業利益は前年同期比47%増の8億8800万円と、従来予想の6億1500万円を上回ったと4日に発表した。経費や人件費の管理が寄与した。

  ココカラファイン(3098):8.3%高の5230円。4日に発表した11月の既存店売上高は前年同月比5.2%増と、今期に入って8カ月連続で前年実績を上回った。客数は減少したものの、客単価が4.8%伸びた。 

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