ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は、二酸化炭素(CO2)排出量と燃費性能との整合性が「疑われる」自動車に新車43万台が含まれることを明らかにした。同社は排ガス不正をめぐる危機に対応するため、監督当局と協議を続けている。

  今回の発表は、CO2排出量と燃費性能との整合性に疑問がある約80万台の半分以上が、2016年モデルであることを意味している。VWは13日遅くに発表した資料で、最新車種以外の調査とCO2排出量の適正評価を継続していると説明した。

  非公開情報であることを理由に関係者1人が匿名を条件に語ったところでは、VWは不正ソフトが搭載されていた排気量1600ccのディーゼルエンジンについての是正策を16日にドイツの監督当局に提示する。関係者によれば、今回の提案は同社が当初懸念していたほど複雑でコストのかかる内容ではなく、ドイツで承認されれば欧州全域で採用が可能という。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、VWは総額200億ユーロ(約2兆6300億円)の短期つなぎ融資の確保に向けて、16日に銀行の関係者と話し合いを行う。

原題:VW Tags 430,000 New Cars With Implausible Carbon Dioxide Ratings(抜粋)

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