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【個別銘柄】ミネベアや大和ハウス高い、ミツミやSUMCO大幅安

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6日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  ミネベア(6479):前日比4.5%高の1457円。2016年3月期営業利益計画を675億円から前期比9.8%増の660億円に下方修正した。ただ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、株式市場での高機能スマートフォン向けLEDバックライトのシェア低下などの懸念が決算説明会でほぼ解消された、と指摘。同社は上期下振れを反映する形で通期利益計画を下方修正したが、今下期以降、業績モメンタムの改善が期待できる状況になったとした。

  大和ハウス工業(1925):8.1%高の3232円。6日午後、16年3月期営業利益予想を2000億円から2400億円に増額修正した。前期比では33%増へ増益率が拡大する。第2四半期までの業績進ちょくや受注動向を勘案した。年間配当予想は従来の70円から80円へ引き上げ。

  テルモ(4543):5.2%高の3850円。一時3935円と上場来高値を更新した。4-9月期営業利益は前年同期比19%増の391億円と、ブルームバーグによるアナリスト予想平均364億円を上回った。年間配当予想は35円から38円に引き上げ。野村証券では高採算の薬剤溶出ステント新製品「アルチマスター」の足元の好調を鑑み、競争力は従来想定より高いと分析。16年3月期営業利益予想を760億円から780億円に、来期を790億円から830億円に上方修正し、投資判断は「中立」から「買い」、目標株価は3800円から4800円に引き上げた。

  ミツミ電機(6767):15%安の629円と、東証1部値下がり率1位。16年3月期営業利益計画を50億円から前期比69%減の3億円に下方修正した。中華圏でマイクロアクチュエータの受注の伸び悩みを見込む。ブルームバーグによるアナリスト6人の予想平均は38億円だった。また、年間配当予想は12円から無配(前期実績14円)に変更した。

  SUMCO(3436):15%安の1065円。1-9月期営業利益は前年同期比29%増の255億円だった。未定としていた15年12月期計画は前期比11%増の285億円と開示した。SMBC日興証券では第3四半期決算にサプライズはないが、第4四半期の前四半期比での大幅減益計画は想定以上に厳しい内容だと指摘。足元での需給緩和を踏まえ、当面価格交渉での値戻しが困難な見通しを同社が示した点と併せてネガティブな印象とした。

  ディスコ(6146):3.6%安の1万790円。4-12月期営業利益計画を235億円から前年同期比14%増の228億円に下方修正した。半導体・電子部品業界の市場環境などを踏まえた。未定としていた16年3月期営業利益計画は前期比2.5%減の261億円と4期ぶりの減益を見込んだ。配当予想は218円と設定(前期実績160円)。

  クボタ(6326):4.9%高の1963円。4-9月期営業利益は前年同期比16%増の1163億円と、従来計画1100億円を上回った。販売費の増加を国内外での増販や円安効果で補った。15年12月期(9カ月変則決算)営業利益計画は1650億円から1730億円に上方修正し、未定としていた年間配当予想を前期と同じ28円に変更した。

  住友ゴム工業(5110):7.8%安の1700円。15年12月期営業益計画を900億円から780億円に下方修正した。前期比では4.3%の増益予想から一転、9.6%減益となる。足元の市況の低迷などを反映した。市場予想は875億円だった。

  OKI(6703):7.6%安の158円。16年3月期営業利益計画を300億円から前期比48%減の170億円に下方修正した。中国販売パートナー向けATMやブラジル子会社の売り上げ減少やプリンター事業での価格競争激化などが響く。

  バンダイナムコホールディングス(7832):8.8%安の2772円。16年3月期営業利益予想を450億円から前期比11%減の500億円に上方修正した。ただ、市場予想589億円には届かなかった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は上期営業利益は312億円と従来計画を上回ったものの同証予想342億円を下回り、ヒット作品不足による映像音楽プロデュースの収益悪化が大きかったと指摘した。

  ライオン(4912):2.8%高の1203円。1-9月期営業利益は前年同期比51%増の111億円だった。高付加価値品の好調や原材料価格の低減から主力の一般用消費財事業の利益が伸びたほか、海外事業の拡大も寄与した。

  ツムラ(4540):11%高の3270円。4-9月期営業利益は前年同期比15%増の98億5500万円だった。クレディ・スイス証券では想定を上回るポジティブサプライズと評価、医療用漢方薬事業は中国原産の生薬コスト高騰と国内市場の伸び悩みで厳しい業績環境が続くと思われていたが、同社の経営努力が同証想定を上回る結果となったとした。投資判断「アウトパフォーム」、目標株価3100円を継続。

  船井総研ホールディングス(9757):5.1%高の1915円。15年12月期営業利益計画を31億円から前期比14%増の34億円に上方修正した。支援型コンサルティング業務の受注や経営研究会の会員数が増加したことが貢献する。年間配当予想は34円から36円に引き上げた。併せて12月末の株主を対象に1対1.2の株式分割を実施することも発表した。

  ジェイアイエヌ(3046):5.3%高の4795円。10月の既存店売上高は前年比19.9%増だった。「JINS CLASSIC」シリーズの新型投入に加え、広告宣伝効果から客数が増加したことが貢献した。

  きんでん(1944):5.7%高の1630円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げた。下期に入ったことで適正株価の算出基準を来期予想に変更した結果、セクター内でパフォーマンスが相対的に高位になると判断した。新目標株価は2000円。

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