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米スプリント、アナリスト予想より大幅な赤字-黒字化戦略で苦戦

更新日時
  • プロモーションが奏功し、契約者数は2四半期連続で増加
  • 株価は一時9.7%安、日中の下げとしては8月下旬以来の大きさ

米携帯電話サービス4位のスプリントは月額1ドルでのiPhone(アイフォーン)リースなどのプロモーションで新規顧客獲得に成功したものの、そのコストが四半期決算に響いた。

  3日のスプリント発表によると、7-9月期(第2四半期)の純損失は1株当たり15セント。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均7セントの倍を上回った。

  親会社ソフトバンク・グループにスプリント最高経営責任者(CEO)として約1年前に起用されたマルセロ・クラウレ氏は、ネットワーク改善と半額プラン、タブレット販促などで顧客獲得を目指した。同氏はまた、リテール網の拡大にも力を入れた。こうした戦略が実を結んだ側面はあるものの、業績の重しにもなるという現実を同氏に突き付けた。

  ニューヨーク時間午前10時42分現在、スプリント株は5.4%下げて4.59ドル。一時は日中の下げとしては8月下旬以降で最悪の9.7%安まで売られた。年初から前日まででは17%の上昇。

  販促活動が奏功し、プリペイドを除く契約者数は2四半期連続で増加し、7-9月は23万7000人の純増。従量制プランからの乗り換えを除いたベースでは、3万8000人の純増となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均5万人を下回る伸びだった。

  新たにタレク・ロビアティ氏を最高財務責任者(CFO)に迎えたスプリントは、25億ドル(約3030億円)のコスト削減を目指しながら、ネットワークを改善し、同業他社より抑えた価格で新規の顧客を呼び込もうとしている。

原題:Sprint Loss Wider Than Estimates Amid Push to Add Customers (2)(抜粋)

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