30日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数が上昇し、月間ベースの上昇率は4月以降で最大となった。銀行株が高い。増益が見込まれる中、銀行株の購入を見送るにはあまりにも割安な水準だとの観測が強まった。

  イタウ・ウニバンコ・ホールディングを中心にMSCIブラジル指数の金融株は2%上昇。ブルームバーグのデータによれば、それでも過去10年の平均を32%下回っている。ブラジル最大の汚職スキャンダルの渦中にあるブラジル石油公社(ペトロブラス)は、同社取締役会が資産売却を承認したとの同国紙バロール・エコノミコの報道を受けて上昇した。

  ボベスパ指数は前日比0.5%高の45868.82で取引を終了。月間ベースでは1.8%高。通貨レアルは0.3%安の1ドル=3.8591レアルで、月間では2.2%高。

  証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏は「銀行株は依然として市場が選好する銘柄の一つだ。銀行の事業は非常に回復力が強いからだ」と語った。

原題:Brazilian Stocks Post Best Month Since April as Real Fluctuates(抜粋)

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