米連邦準備制度理事会(FRB)は30日、米経済に関する新たな大規模モデル(FRB/US)を公表した。金融当局が10月末に利上げを見送り、12月に検討する考えを示したことへのヒントが見つかる可能性がある。

  英銀バークレイズの分析によると、新たなモデルは米経済が2016年1-3月(第1四半期)までに資源のスラック(たるみ)を使い果たすことを示唆。また、FRBが短期的な潜在成長率見通しを引き下げたことも暗示しているという。

  バークレイズ投資銀行部門の米国担当チーフエコノミスト、マイケル・ゲーペン氏(ニューヨーク在勤)は「需給ギャップは埋まったようだ。これは一段の成長が資源不足と中期的な上方向へのインフレ圧力の可能性につながることを意味する」と説明した。

  これによって、米金融当局が次回12月15、16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で06年以来となる利上げを検討する考えを示したことが説明できるかもしれないと、ガーペン氏は語った。

  FRBのスキッドモア報道官はコメントを控えた。
  

原題:Fed’s Updated Economic Model Suggests It’s Time for Liftoff (1)(抜粋)

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