米アッヴィ株上昇、アナリストは強気維持-FDA警告は特定患者向け

  • C型肝炎治療薬に関するFDAの警告は少数の患者が対象
  • アッヴィの株価は4.4%上昇、22日は10%下落して終了した

23日の米株式市場でバイオ医薬品会社アッヴィが上昇。同社のC型肝炎治療薬に関する米当局の警告を受けて前日に株式が売られたことについて、アナリストらは投資家の過剰反応だったと指摘した。

  ニューヨーク時間午前10時27分現在、アッヴィの株価は前日比4.4%高の50.40ドル。米食品医薬品局(FDA)は22日、同社の「ヴィキラ・パック」もしくは「テクニヴィ」を服用した患者10人が肝不全になり、死者も出ていると発表。これを受けて株価は10%下落した。FDAは医薬品表示に変更を加えるよう同社に指示したとし、警告は特定の患者向けだと付け加えた。

  エバーコアのアナリスト、マーク・ショーンボーム氏は22日の同株価下落について「今回の株の動きは当社には理解できない」と指摘。同氏は23日の補足リポートで、FDAの警告で言及された患者が同医薬品の米潜在市場に占める比率は3-5%だと分析した。

  ジェフリーズのアナリスト、ジェフリー・ホルフォード氏は「アッヴィ株は当社では過剰反応だったとみている前日の動き以前に、既にあまりに割安だった」と述べた。

原題:AbbVie Rises as Analysts Remain Bullish Despite Drug Warning(抜粋)