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米国で七面鳥が受難-鳥インフルエンザ感染でサンドイッチ用も不足

  • 感染拡大で約800万羽が被害、七面鳥生産は15年ぶり低水準に
  • 七面鳥卸売価格は過去最高に上昇、ホーメル・フーズの販売も減少へ

米国では七面鳥は可能な時に余分に確保しておいた方がいい。

  米国のレストランと小売業者は七面鳥の胸肉の不足に直面し、価格は過去最高値に達している。国内での鳥インフルエンザの深刻な流行が原因だ。感染拡大により今春、約800万羽の七面鳥が死に、生産は15年ぶりの低水準に落ち込んだ。鶏肉業界は、秋に渡り鳥が飛来すると鳥インフルエンザ感染が再び広がる恐れがあるため、次なる感染拡大に備えている。

  米ホーメル・フーズは先週、鳥インフルエンザが原因で傘下のジェニーオー・ターキー・ストアの販売量が7-12月(下期)に20%落ち込むとの見通しを示した。影響はサンドイッチ店にも拡大しており、全米40州で1500店余りのフランチャイズチェーンを展開するジャージー・マイクズ・サブは七面鳥不足を謝罪する表示を掲げている。

  食料価格調査を手掛けるアーナー・バリーによれば、生の七面鳥胸肉の卸売価格は1年前と比較して41%上昇し14日に過去最高値の1ポンド=5.70ドルを付けた。冷凍肉の価格も17%値上がりし過去最高の同1.36ドル。

Wholesale Turkey Breast Prices

  鳥インフルエンザ感染がピークに達してから数カ月が経過したが、依然として余波は続いている。影響を受けた養鶏場が殺処分と消毒を済ませて通常の操業に戻るには最長12週間かかる。アーナー・バリーのバイスプレジデント、ラス・ホイットマン氏によれば、生産が通常の状態に戻るには1年を要する可能性もある。

原題:Dismay at Jersey Mike’s as Bird Flu Means No Turkey Sandwiches(抜粋)

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