中国株:上海総合指数、続落-製造業PMI振るわず景気懸念増す

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1日の中国株式相場は下落。中国政府が発表した8月の製造業購買担当者数(PMI)が3年ぶりの低水準となったことに加え、当局の株価下支え策が失敗に終わるとの懸念が強まった。

上海総合指数は前日比1.2%安の3166.62と続落して終了。一時は4.8%安となった。銀行大手や石油株は上昇したものの、上海・深圳証券取引所の上場銘柄のうち1000銘柄余りが1日当たりの値幅制限いっぱいの10%安まで下落した。

国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した8月の製造業PMIは49.7と、7月の50.0から低下。同指数は50を下回ると製造業活動の縮小を示す。

君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は「8月の製造業PMIは中国経済が底入れを探る段階にあることを示している。相場が近いうちに持ち直す可能性は低い」と述べた。

CSI300指数は前日比0.1%安で終了。小型株で構成される創業板指数が同5.4%安で引けた。香港市場ではハンセン中国企業株(H株)指数が同3%安、ハンセン指数は同2.2%下落。

デルタ・アジア・セキュリティーズの岑智勇ストラテジスト(香港在勤)は「PMIは景気の弱さを示した。当局が積極的に対処しなければ上海総合指数は再び3000を試す可能性がある」と指摘した。

原題:China’s Stocks Extend Rout as Factory Data Adds to Economy Woes(抜粋)

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