ソフトバンクがスプリント株を買い増し-時価総額8100億円増加

  • SECへの届け出では株式保有比率は8月28日時点で82%に上昇
  • スプリントの業績改善に光が見えてきたと孫正義ソフトバンク社長

ソフトバンクグループは子会社である米携帯電話事業者スプリントの株式を追加取得し、同社株価は50%押し上げられ、時価総額は67億ドル(約8120億円)増えた。

  米証券取引委員会(SEC)への届け出によれば、ソフトバンクは8月10日以降、スプリント株を毎営業日購入し、保有比率は同月28日時点で82%となった。目標の上限85%は下回っている。

  スプリントは4-6月(第1四半期)に3四半期連続で加入者が増加し、ソフトバンクの孫正義社長はこうした回復の兆しを受けてスプリントへのコミットメントをあらためて強めている。孫社長は、業績改善には2年かかるかもしれないと認めつつも、改善への光が見えてきたと表明している。

  スプリントが先に発表した4-6月期の利益は調整後EBITDA (利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)で20億8000万ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均値の18億ドルを上回った。

  31日の米株式市場では、スプリント株は2.5%安の5.06ドルで取引を終えた。

原題:SoftBank’s Share Buying Adds $6.7 Billion to Sprint’s Value (2)(抜粋)

Trashline: (Adds chart of Sprint's market cap.)
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