NY原油(31日):大幅続伸で強気相場入り、OPECが交渉の用意

31日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は大幅続伸。石油輸出国機構(OPEC)が「適正価格」を達成するために他の生産国と交渉する用意があると表明したことを受け、買いが膨らんだ。米エネルギー情報局(EIA)が原油生産見通しを下方修正したことも、相場を支えた。

  3日間での上げ幅は過去25年間で最大の27%に達し、イラクがクウェートを侵攻した1990年8月以来の値上がり率。今年8月24日の終値ベースでの安値からの上げは20%を超え、強気相場に入った。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)のシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は電話取材に対し、「2つのニュースが相場の方向を変えた」と指摘。「EIAは米生産見通しを下方修正し、OPECは減産について話しあう用意があると述べた」と続けた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前週末比3.98ドル(8.80%)高い1バレル=49.20ドルで終了。終値としては7月21日以来の高値。

原題:Oil Caps Biggest Three-Day Gain Since 1990 as OPEC Ready to Talk(抜粋)