米アップル、シスコシステムズと提携-法人顧客向け販売てこ入れ

  • アイフォーンでシスコのオンライン会議システム利用が容易に
  • シスコ会長とアップルCEOがラスベガスのイベントで提携発表

アップルは法人顧客向け販売を拡大する取り組みの一環として、ネットワーク機器メーカーの米シスコシステムズと提携する。シスコの技術を活用して企業ネットワーク上でモバイル端末を利用しやすくする狙い。

  シスコのジョン・チェンバース会長とアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が8月31日、ラスベガスで開いたシスコの年次販売会議で提携を発表した。シスコのビデオ会議システムやオンライン会議サービス「ウェブエックス」などが「iPhone(アイフォーン)」や「iPad(アイパッド)」でより簡単に使えるようになる見通し。

  アップルは昨年、30年にわたり競合関係にあったIBMと、アイフォーンやアイパッドのユーザー向けのビジネス用アプリケーション開発で提携。アップルがスマートフォンやタブレットの法人ユーザー市場開拓を目指しているのに対し、IBMとシスコは移動中や外出先での携帯端末利用(モバイルコンピューティング)が急増する中でビジネス機会をうかがっている。

  アップルは9月9日にサンフランシスコでイベントを開催し、新型アイフォーンや、「アップルTV」の新セットトップボックスなどを発表する見込み。

原題:Apple Teams Up With Cisco, Expanding Corporate-Sales Push (1)(抜粋)

Trashline: (Adds analysis in sixth and tenth paragraph.)
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