欧州債:ドイツ債下落、インフレ期待に改善の兆し-原油上昇も影響

31日の欧州債市場では、ドイツ国債が下落。一時は上昇していたが反転した。ユーロ圏のインフレ率は加速する可能性があるとの見方や原油価格の上昇が背景。

  この日は英国が祝日だった。ドイツ10年債利回りは1週間ぶりの大幅上昇。原油相場は1カ月ぶりの高値に急伸した。石油輸出国機構(OPEC)が「適正価格」を達成するために他の生産諸国と交渉する用意は整っていると明らかにしたほか、米政府は原油生産見通しを引き下げた。

  コメルツ銀のシニア金利ストラテジスト、マイケル・ライスター氏は「インフレ期待は少なくとも一時的に回復している」とし、それがこうした動きを「促しているようだ」と指摘。相場下落は英国祝日で流動性が比較的低いことで増幅された可能性があると述べた。

  ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前週末比6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.80%。同国債(表面利率1%、2025年8月償還)価格は0.545下げて101.925。利回りは8月25日に14bp上昇して以来の大幅な上げとなった。

原題:German Bonds Drop as Inflation Expectations Show Recovery Sign(抜粋)

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