アジア・太平洋株式サマリー:上海総合指数が反落、印株も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

31日の中国株式市場で上海総合指数は3営業日ぶりに反落。同指数は 7、8月累計の下落率が2カ月間として2008年以来の大きさとなった。 当局の相場下支え策が失敗に終わるとの懸念が強まったことが背景にあ る。

上海総合指数は前週末比0.8%安の3205.99で終了。一時は3.8%安まで 下げる場面もあった。8月の同指数は月間で12%下落。7月は同14%下 げていた。

この日は中信証券(CITIC証券、600030 CH)が5%安。同社幹部が インサイダー取引の疑いで拘束されたと、国営の新華社通信が伝えた。 また、事情に詳しい関係者によると、中国証券監督管理委員会(証監 会)は証券会社に市場救済のための追加拠出を求めた。

申万宏源集団のセールストレーダー、ジェリー・アルフォンソ氏 (上 海在勤)は「当局関連の資金による株式購入をめぐって多くの不明瞭さ がある。情報開示が非常に限定されているため、当局の動きを正確に知 るのは不可能だ」と述べた。

CSI300指数は前週末比0.7%高で終了。一時4.1%下落するなどマイ ナス圏で推移していたが、最後の5分間で上昇に転じた。香港市場では ハンセン中国企業株(H株)指数が0.1%安。ハンセン指数は0.3%上昇 で取引を終えた。

上海昭熠資産管理の証券投資部門ゼネラルマネジャー、李静遠氏は「当 局は31日、株式を買っていたようだ。当局は引き続き、この水準で相場 を安定させたいと考えている」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが下落。8月は 月間ベースで2011年12月以来の大幅安で終了した。世界的な売りの中で 外国人によるインド株の売越額は08年10月以来で最大となった。

発電設備メーカーのバーラト重電機は約3カ月ぶり安値。インド石 油ガス公社(ONGC)は3営業日ぶりに下落し1.8%安。世界最大の 製油施設を持つリライアンス・インダストリーズは5営業日ぶりに下 落。通信事業者インド最大手のブハルティ・エアテルも安い。

センセックスは前週末比0.4%安の26283.09で終了。この日は方向 感のない展開だった。前月末比では6.5%下落。外国人投資家は8月に インド株を25億2000万ドル相当売り越した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比1.1%安の5206.98。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比0.2%高の1941.49。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比1.9%高の8174.92。