ヘッジファンド、原油相場上昇の好機捉える-買い越し増で

  • 米国の指標原油相場、27日に2009年3月以降で最大の上昇示す
  • 米経済成長が改善するとの見通しが原油相場上昇の一因に

ヘッジファンドは、原油相場上昇を見込む買い越しを増やすタイミングをこれ以上ないほどうまく計った。買い越しが増加した後、米経済成長が改善するとの見通しが示され、原油相場は2日間としてはここ6年で最大の上昇を示した。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の買越残高は先週6.2%増加。その数日後に原油相場は2日間で17%上昇した。

中国の需要後退懸念を受け原油先物相場が6年ぶりの安値を付けた後、米景気が改善する兆しが示されたことから相場は急速に回復した。米国は世界最大の原油消費国。4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比3.7%増と、大半のアナリストの予想を上回った。個人所得が伸びる中、7月の米個人消費支出(PCE)も増加した。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)のエネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は電話インタビューで「相場下落が続いても買いへの関心があった。相場下落が買いの好機と見なされたようだ」と指摘した。

CFTCのデータによれば、WTI原油の先物とオプションの買越残高は25日終了週に5770枚増の9万9176枚。

原題:Hedge Funds Boost Bullish Oil Bets and Gain From Late-Week Rally(抜粋)

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