マレーシア:ナジブ首相退陣求めて2日連続の反政府デモ

運営が行き詰まっている政府系投資会社に絡 む疑惑が浮上したマレーシアのナジブ首相の辞任を求める反政府デモ が30日、前日に続いて首都クアラルンプールで行われた。

デモの参加者らは政府による服装規制を無視して、「清潔」を意味 するマレー語を印刷した黄色いTシャツを着用。ナジブ首相の個人口座 に支払われたとされる26億リンギット(約750億円)の小切手の巨大な 模型を掲げたり、政府機関が資金の出所とした中東の民族衣装をまとっ た参加者もいた。

デモに参加したアリス・チューさんはクアラルンプールの独立広場 近くで「われわれが真剣に変化を求めていることを政府に示す必要があ る」と群衆に訴えた。

ナジブ首相に批判的なマハティール元首相も30日午後にデモに加わ り、参加者と報道陣に対して当局の調査権限を制限し、法制度を傷つけ ているナジブ首相は辞任すべきだと述べた。

内務省高官によると週末のデモ参加者はピーク時で4万-5万人。 市民団体「ベルセ」の推計では、参加者は2009年のナジブ首相就任以来 で3番目の規模となる25万人に上った。

原題:Malaysians Defy Government With Second Day of Najib Protests (1)(抜粋)

--取材協力:Lilian Karunungan、Anuradha Raghu.